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偽サイン色紙 見分け方 本物全額返金保証は存在しない! そのからくりとは?

に反論する



 反証その1 : コンピューターによる画像重ね合わせ処理検証についてのコメントへの反論

 『偽サイン色紙見分け方〜』では以下のようにコメントしています。

 コンピューターの画像重ね合わせ処理は
 パース調整などがある程度できる人が可能なことで
 コンピューターで自動判断はできません。


 上記のようにコメントしておきながらその後の記事「見分け方2」では「トレスを疑う」とあります。

 トレスを疑うからこそコンピューターで画像の重ね合わせ処理をして一致しないかどうかを検証しているのではありませんか?
 自分自身がトレス品が怪しい(同じ作者の定番ポーズでも完全一致は不自然)と言っておきながらトレスを疑って画像重ね合わせ
 処理にてチェックをする事を否定するのは完全に矛盾しています。


 反証その2 : 見分け方1絵や筆跡で判断するという点についての反論

 この件については言っている事自体はあながち間違ってはいません。
 オークションに出品されている贋作品の多くは素人目に見てもプロと比べて圧倒的な画力の差を感じます。
 ただし、その事に捕われる余り、逆に真実を見失ってしまう場合があります。

 それは本物のサインであっても"必ずしも本来のクオリティで書かれているとは限らない"という点です。

 例えば『進撃の巨人』の諫山創先生のラッシュ時のサイン画サンプルが こちら です。
 (ライブドアの公式ブログの記事に載せられている公式の画像です。)

 これを見て「本物だ!」と思う人はいるでしょうか?恐らく上手さで判断しているほとんどの人は「下手糞!」と思うと思います。

 また、フジテレビのケンドーコバヤシのTV番組『漫道コバヤシ』に贈られた原哲夫先生のサイン画は こちら です。

 コレクターの方が白土三平先生に直接いただいたというサイン画が こちら です。


 これらはほんの一例ですがいかがでしょうか?

 サインというのは書かれた状況によってかけられる時間が違ってきます。
 抽選プレゼント品と通りすがりに書かれたラッシュサインでは違いがあるのは当然ですよね。

 最後に。漫画家ではありませんがティム・バートンとジョニー・デップのラッシュサインは こちら です。

 上手さだけで真贋を鑑定できないであろう事はお分かりいただけると思います。


 反証その3 : 見分け方3入手した裏付けを取るという点についての反論

 この件もあながち間違いではありません。しかしながらコメントの一部に気になる点があります。

 「公の場で入手経路をあかそうとしないのも怪ししぎる」とのコメントがありますがそもそも贋作を出品している人が入手経路を
 秘密にする意味があるでしょうか?品が偽物なら入手経路だって嘘をつくはずです。
 それに本物だからこそ入手経路が明かせないという状況もあるでしょう。
 サイン色紙というのは営利で描かれているケースは殆ど無く、作家先生の好意や本や版画の購入者への特典で描かれる事が
 大半を占めます。
 好意で描かれた品を売ってしまうという行為はご好意に対する不義理とも言えますし公にはできない事もあります。
 また、作家さんが会社に贈ったのか個人に贈ったのか所有権が怪しい品のグレーな流通というケースでも公にはし難いでしょう。

 ハッキリした入手経路を証明できれば真贋判定の目安にはなりますがその逆(ハッキリしないから偽物と判断する)はありえない
 という事が分かるかと思います。


 反証その4 : 本物保証は日本では存在しない!の嘘

 この嘘は簡単に論破できます。当方は偽物であれば全額を返金補償するからです。
 返金に応じなかった事が一度でもあってから「保証は存在しない」と言って欲しいものです。

 日本には鑑定機関が存在しない?この人物が知らないだけではないでしょうか。
 確かにこれまでサイン画を鑑定できる機関は皆無に等しくそれ故サイン画の二次流通に支障をきたしていました。
 それ故最近になって鑑定機関が設立されノウハウの蓄積と研究が日々行われるようになってきたのです。

 例えばルイ・ヴィトンのバッグを鑑定できるのはルイ・ヴィトンだけです。
 しかし全国に3500店もある質屋が買取り査定という名目で事実上の鑑定を行っているのはお分かりいただけるかと思います。
 (ただし質屋が判断するのはあくまで買取りなので買取り不可だからイコール偽物とは言えませんしそもそもサイン画は
  買取りしないと思われます。)

 そして本物全額返金保証を批判して、この方は何が言いたいのでしょうか?
 まさか全額返金保証が無い方が信用できるとでも言うつもりでしょうか?
 保証が無いより保証がある方がいいに決まってますしましてや全額が保証されるに越した事は無いはずです。

 むしろ購入者に対し全額返金保証ができないのであればサイン色紙を売るべきでは無いと思います。


 反証その5 : まんだらけの鑑定に関するコメントへの反論

 この記事を書いた方は「まんだらけで鑑定してもらったら最低でも5万円かかるから鑑定してもらうメリットが無い」と言っています。
 ですがそれはまんだらけの鑑定価格設定が高い事が問題であってそれが当方のせいになるのでしょうか?
 そして、この件こそまんだらけが悪質な商行為を行っている証明でもあるのです。

 漫画家のサイン画というのは特別な人物が描いた特別に価値のある品でない限りは数十万円という価格にはなりません。
 (チャリティーオークションなどで実体以上に価格がバブル化し、落札価格が高騰する事はよくあります。)

 サイン画の場合、殆どは5〜6万円以下の価格になります。
 (『なんでも鑑定団』で船越英一郎氏に送られた永井豪のサイン画がラッシュサインではありましたが鑑定価格6万円でした。)
 この価格帯の品が多いのに最低5万円かけてまんだらけに鑑定依頼する人がいるでしょうか?
 まずいないであろう事は想像するに難くありません。

 つまりまんだらけ自身が事実上鑑定が意味を成さないシステムをとっているのです。
 その責任を無関係な当方に向けて非難するのは如何なものでしょうか?


 反証その6 : 「また返金すればトラブルにはなってないとも言えますね。」とのコメントへの反論

 代金をいただき商品を発送した後によるトラブルは一切ありませんし取引後返金対応に至ったケースも過去一度もありません。

 ただし、以前に一度だけ発送前に作家先生本人に確認していただけたケースがありましてオークションを取り消したケースが
 ありました。その時はかんたん決済にて決済済みでしたので実際に入金される前でしたが振込みにより全額返金対応という
 形をとらせていただきました。

 「支払い」と「商品受け渡し」が行われていなかったので売買契約は成立していない事になります。
 そういった意味で「購入後の返品・返金トラブルゼロ」と表記しているのです。


 反証その7 : いたずら防止の為にアカウントを変えている事に対するコメントへの反論

 まとめサイト作者の方はこのように述べています。

 説明にはヤフーに削除されたのではなく
 イタズラ防止にアカウントを変えていると言い訳する始末。


 まず、”ヤフーに一度アカウント削除されたら同じ住所ではアカウントが作れない”という原則をこの方は知らないのでしょうか?
 それともアカウントを作り変える度に引越しをしているとでもおっしゃるつもりでしょうか?

 常識的に考えてありえない事ですよね。

 当方のページにも書かれている通り、悪質業者が目障りな他のサイン色紙出品者を潰す為にいやがらせを行う事は頻繁にある
 のです。そして当方も何度もその嫌がらせを受けてきました。
 その対策として嫌がらせを受けたら即そのIDを破棄して別のIDにて出品します。
 毅然とした態度でそういう措置をする事によっていやがらせが無意味である事を分からせるのです。
 そしてそういう嫌がらせをする人は通報し、ヤフー利用停止措置になるように通報します。(利用停止措置をされた人は同じ住所
 ではアカウントが作れなくなります。ヤフーはいたずら落札者に対して毅然とした態度で対処します。)

 この件で一番言いたい事は”IDを変えてもお客様用サポート窓口は一度も変えていない”という事です。
 まとめサイト作者が言っている事は見当違いですしヤフーのIDがどうとか言う事よりこの事実が大事なのではないでしょうか?


 反証その8 : 宮崎駿先生のサインに対するコメントへの反論

 この人物は「宮崎駿さんはサインを書く時は必ず宛名と日付を入れるようです。」と書いています。

 しかしながらネットで検索しても名前や日付が無い本物のサイン色紙は多数ヒットします。

 例えば東京都立小金井公園江戸東京たてもの園内、武蔵野うどんの「たべもの処 蔵」に贈られたサインが こちら です。

 来店された際に描かれた品なら宛名も日付もハッキリしているはずなのにどちらも書かれていませんね。
 他にも署名や日付が無い本物サインは多数あります。


 最後に・・・

 このまとめを書いている人物は明らかな偽物を本物と絶賛しているそうです。
 (通報にて教えてもらいましたがこの件の記事がどれなのか確認できませんでした。詳細が判明次第追って報告します。)

 この件から考えると悪質業者が他の出品者を蹴落とす為にやっているのでは?との疑念が禁じえません。

 ただし、この人物が偽物と判断したサイン色紙の例の99%には賛同します。
 世間に多くの偽物が氾濫しているのは事実です。